【Q&A】 ウレアプラズマ感染後の対策とは~柏崎先生

聞きなれない感染症…

妊活の進め方の関係は?

かしわざき産婦人科の柏崎祐士先生に教えていただきました。

かしわざき産婦人科 柏崎 祐士 先生 京都府立医科大学医学部卒業。2000 年まで日本大学板橋病院で主に不妊治療に従事し、その間、米国エール大学医学部産婦人科で研修。その後、「かしわざき産婦人科」副院長に。日本生殖医学会生殖医療専門医、日本産科婦人科内視鏡学会認定医。
※お寄せいただいた質問への回答は、医師のご厚意によりお返事いただいているものです。また、質問者から寄せられた限りある情報の中でご回答いただいている為、実際のケースを完全に把握できておりません。従って、正確な回答が必要な場合は、実際の問診等が必要となることをご理解ください。

りんさん(33歳)

今年5月中旬頃(胚移植判定日後〜)デリケートゾーンが痒い事がたまにありました。
6月になって猛烈に痒く、おりもの検査をして7月にやっとウレアプラズマ陽性と判明。夫も陽性でした。
私はジスロマック、レボフロキサシン粒状錠を使い、9月にやっと陰性に。近々、子宮内膜生検で念のため検査をする予定です。
夫は1回目のジスロマック除菌で陰性となりました。
私は、子宮内膜生検以外に何か対策としてやる事はあるのでしょうか。
夫の精液所見に、ウレアプラズマ感染は、何か影響ないのでしょうか。
余談ですが、ウレアプラズマ検査は自費検査なのはどうしてでしょうか。不妊にも繋がる事なのに不思議です。

ウレアプラズマは、性感染症の一つです。
あまり聞き馴染みはありませんが、検査をすればクラミジアと同じように高い確率で感染が認められます。
ですが、このウレアプラズマと着床不全の関係については、まだエビデンスが無いと思いますので、直接不妊につながるというものではないと思います。
ただ不妊とは直接は関係はありませんが、性感染症ですので早く治したほうがいいと思います。
残念ながら今の日本の制度ではウレアプラズマの検査は保険診療外で自費診療にあたります。
検査の結果が陰性だったのなら、このウレアプラズマが着床等に影響をあたえているとは思いませんので体外受精をこのまま続けても問題はないかと思います。
もし着床や子宮内膜の炎症等で問題がある場合は、今話題の子宮内膜フローラ検査を受けることをおすすめします。
子宮内の環境を整えることで、着床しやすくなるという研究は多く実施されておりますので、こちらの検査を受けて、その結果にあわせた治療を受けられた方がいいと思います。
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不妊治療に関するドクターの見解を取材してきました。