【Q&A】生理日の判断について~大島先生

生理の具合がいつもと違う…ホルモンバランスのせいでしょうか?

気になりますね…

大島クリニックの大島隆史先生に詳しいお話を伺いました。

大島クリニック 大島 隆史 先生 自治医科大学卒業。1982 年、新潟大学医学部産科婦人科学教室入局。産婦人科医として3 年間研修後、県内の地域病院の1 人医長として4 年間勤務。1992年、新潟大学医学部において医学博士号を授与される。新潟県立がんセンター新潟病院、新潟県立中央病院勤務を経て、1999 年、大島クリニックを開設、院長に就任。
※お寄せいただいた質問への回答は、医師のご厚意によりお返事いただいているものです。また、質問者から寄せられた限りある情報の中でご回答いただいている為、実際のケースを完全に把握できておりません。従って、正確な回答が必要な場合は、実際の問診等が必要となることをご理解ください。
いなみんさん(42歳)4〜5年くらい前から生理がおかしく、うすいピンクの出血があり1日目と判断していました。
その後2日目も出血が少なく、3日、4日目に出血が多くなる傾向でした。
それが今年に入り、来たなと思うと4日間くらい少しずつ出血していて、5日、6日目に急に出血が多くなります。
実際多いのが1日で後はまた少なくなり終わります。
ホルモンバランスは悪くないと言われましたが、どこがおかしいのでしょうか。
妊娠できないのもこれが原因でしょうか。

生理について不安があるそうですが、相談内容を見て気になることはありますか?

少量の出血は、生理でなく黄体機能不全による不正出血ではないでしょうか?

基礎体温は如何でしょうか?

相談者さんの妊娠に至らない原因について、先生の考えをお聞かせください。

妊娠の決め手は、女性の年齢しかありません。一方の卵管が閉鎖していても妊娠率は15%落ちる程度ですので、やはり年齢が一番の要因ではないでしょうか。

AMHは充分ですが、卵子という在庫があるということで、卵子の染色体から見れば異常率はかなり高率です。

その他、何かアドバイスなどがあればお願いします。

なるべく多くの卵子を確保できるように、採卵をトライすることです。

>全記事、不妊治療専門医による医師監修

全記事、不妊治療専門医による医師監修

不妊治療に関するドクターの見解を取材してきました。本サイトの全ての記事は医師監修です。