【Q&A】完全中隔子宮~北村先生

中隔子宮は子宮奇形の一種です。

でもなかなか情報が少ないようでお困りの様子。

手術について、術後に妊娠は可能なのか?北村先生にお聞きしました

明大前アートクリニック●北村 誠司 先生 1987年慶應義塾大学医学部卒業。2008年荻窪病院虹クリニックを開設。退職後、2018年明大前アートクリニックを開設。1989年からIVF及び内視鏡下手術に従事。子宮鏡下手術による胚移植の改善、腹腔鏡下手術による子宮筋腫、内膜症の解消、改善を積極的に図ると同時に、妊娠困難症例に対しても新しい治療法を取り入れています。

みのりのあきさん(27歳)

元々、子宮内膜症で半年間注射をしてその後も3年間ほどジエノゲストを服用しておりました。
内膜症の方は完全ではないですが改善しました。
内膜症が分かった時から中隔子宮を指摘されていました。
婦人科から不妊科を紹介され妊活を始めましたが、子宮鏡検査で完全中隔子宮と判断されました。
手術をどのタイミングでした方がいいのか、手術をしてメリットの方が大きいのか、手術をして妊娠できるのかと悩んでいます。
中隔子宮や中隔子宮の手術については情報が少ないので困っています。

中隔子宮の場合、着床しにくくなったり不育症の原因になることがあります。子宮内腔に腫瘤があると妊娠率は下がりますし、中隔があるとその部位の血流が悪くなることが考えられます。

相談者の流産の原因にもなることが考えられます。手術は子宮鏡下手術になりますので、開腹する必要がありません。手術は子宮鏡下になるので、子宮筋層の穿孔・術後の癒着が気を付けるポイントです。手術後の次周期に

子宮鏡検査を行い、順調に経過していればさらに次の周期には妊娠許可になることが目安です。

ケースによっては、術後3か月間に癒着予防の為に子宮腔内に避妊器具を挿入したり、ホルモン剤を内服することもあります。

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不妊治療に関するドクターの見解を取材してきました。