【Q&A】胚評価について~田中先生

受精卵のグレード、聞いてもよくわからないことありませんか?

田中先生に聞いてきました

セントマザー産婦人科医院田中 温 先生 順天堂大学医学部卒業。膨大な数の研究と実験は毎日深夜にまで及び、1985 年、ついに日本初のギフト法による男児が誕生。1990 年、セントマザー産婦人科医院を開院。現在も研究と実験に精力的に取り組んでいる。日本受精着床学会副理事長。順天堂大学医学部客員教授
カサブランカ41さん(42歳)
胚評価について3点質問があります。
新鮮胚移植
移植胚の状態→2日目分割胚
移植胚の評価→5グレード3
1上記のグレード3の前の数字の意味が知りたいです。
2凍結胚移植のようにアルファベットの評価がないのはなぜですか?
【凍結胚移植】
移植胚の状態→6日目胚盤胞
移植胚の評価→グレード3。5C+B。
35Cのあとの+Bとはどういう意味の評価なのでしょうか?
昨年から1年間で着床前診断の臨床研究は終わり、正式には来年の春ぐらいになるかとは思いますが、先日の公聴会でも発表がありましたように、着床前診断が最もあなた方には有効だと思います。
今までの胚の評価のグレードが良くても染色体異常があれば着床しないということになりますので、ぜひ着床前診断をお受けになられてください。
あなたの年齢であれば、胚の評価は形態的なグレードの評価よりも染色体での評価が最も正確な評価になります。
>全記事、不妊治療専門医による医師監修

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