AIHで処方されるクロミッドについて ~田中先生

排卵しているのにクロミッドは飲む必要があるの?AIHでの素朴なギモンにセントマザー産婦人科 田中温先生がお答えします!

田中 温 先生(セントマザー産婦人科医院)

順天堂大学医学部卒業。越谷市立病院産科医長時代、診療後ならという条件付きで不妊治療の研究を許される。度重なる研究と実験は毎日深夜にまで及び、1985年、ついに日本初のギフト法による男児が誕生。1990年、セントマザー産婦人科医院開院。日本受精着床学会副理事長。順天堂大学医学部客員教授。。

椿さん(28歳)今私はAIHを行っています。 

以前通っていたクリニックでは3回行いましたが、そのときは排卵まではエコーのみで確認し、処置 後はデュファストンを服用していました。 

今年に入ってからクリニックを変更し、1度AIHを行いましたが、その時初めてクロミッドを処方されま した。 

説明も聞いたのですが、それでもクロミッドを飲んだ方が良いのかがわかりません。 私はもともと生理周期も28から30日で一定しており、排卵もしております。卵胞が小さすぎることや内 膜が薄すぎることもこれまでなく、特に問題がなかったのですが、それでもクロミッドは飲んだ方がよ いのでしょうか。 

今のクリニックに通ってから言われたのですが、PCO気味らしく、副作用の方も気になります。 現時点では男性不妊で原因を考えているので、クロミッドを飲まずに自然排卵でAIHを行い、デュファ ストンは服用する形式ではいけないのでしょうか?

 

クロミッドの欠点は内膜を薄くすることです。これは卵胞からでるエストロゲンを下げる抗エストロゲン作用があるため内膜を薄くします。

セキソビットというお薬をぜひ試されてください。内膜が厚くなります。

欠点は排卵誘発力がクロミッドより弱い為、月経5日目から5日間600mg(3錠)服用されて月経15日~16日目から卵胞発育を確認されてはどうでしょうか。

クロミッドより発育が2~3日遅れます。

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