めばえさん(35歳)
私は現在35歳で、30歳から不妊治療のためにクリニックに通っています。これまで採卵27回、移植を10回行い、考えられる検査もたくさん行ってきましたが、すべて陰性で結果が出ていません。
AMHが0.2と低いため採卵回数が多くなってしまうのは仕方がないと思うのですが、27回もやって結果が出ない状況です。
保険も使い切り自費治療も4回やっているので、経済的にも精神的にも苦しいです。このまま同じ方法(体外受精・顕微授精)を続けるしかないのでしょうか。
他に考えられる治療方針や選択肢があるのか、先生のご意見を伺いたいです。
田中先生に、お話を聞いてきました。

※お寄せいただいた質問への回答は、医師のご厚意によりお返事いただいているものです。また、質問者から寄せられた限りある情報の中でご回答いただいている為、実際のケースを完全に把握できておりません。従って、正確な回答が必要な場合は、実際の問診等が必要となることをご理解ください。
卵巣の機能は、それぞれ生まれたときの遺伝子である程度決まっておりますので、あなたの場合にはおそらく、卵子機能が低いのは生まれつきの問題だと思います。卵巣機能を高める方法はなかなか難しいですね。当院では、卵巣機能を回復する方法として、腹腔鏡下に軽い処置をすることを行っておりますが、一度試してみますか?
低AMHの場合には、今PP法という方法が割と良さそうです。それでもあまり反応しない場合にはやはり低刺激(クロミッド、セトロタイドの投与+HMGの隔日)がいいと思います。
もう保険が使用できない状態だと思いますが、先ほど述べた方法がいいと思います。

採卵27回というのはもう限界を超えていますね。卵子提供を考えてはどうでしょうか?