なつこさん (43歳)
自費で体外受精をし、昨年11月に5回目を実施(胚盤胞3BC1個移植)し、5週目胎嚢確認後流産、今年の8月6回目を実施(初期胚2個7A,7B)、陽性確認後、胎嚢確認時にすでに流産となり、2回連続着床はできているが、流産をしてしまっています。
先生からは、私の身体は問題なくて、あとは赤ちゃんの生命力次第と言われました。今は再び採卵から始めています。
流産を繰り返していますが、やみくもに採卵していいのでしょうか?先生から特に検査を勧められることはありません。
何か自分でできることや追加の検査があれば教えて欲しいです。
西川先生に聞いてきました。

旭川医科大学卒業。旭川日赤病院、旭川医科大学病院、
※お寄せいただいた質問への回答は、医師のご厚意によりお返事いただいているものです。また、質問者から寄せられた限りある情報の中でご回答いただいているため、実際のケースを完全に把握できておりません。従って、正確な回答が必要な場合は、実際の問診等が必要となることをご理解ください。
①流産の主な原因について
流産の原因として最も多いのは、胚(受精卵)の異常です。
これらの多くは偶発的に起こるもので、
良好胚が得られにくくなる要因の一つに加齢があります。
胚が正常であっても、子宮内の環境が整っていない場合には、
また、
3)全身状態の要因
生活習慣(栄養・運動・睡眠など)、
また、血液が固まりやすくなる抗リン脂質抗体症候群(APS)
このように、流産の背景には「胚の質」「子宮環境」「全身状態」
②現在の状況で採卵を続ける場合の注意点
採卵を続けていく上では、卵巣刺激法の調整や生活習慣の見直し、
また、別の観点として、採卵回数が増える場合には、PGT-A(
年齢とともに良好胚を得にくくなることはどうしても避けられず、
一方で、PGT-Aを行っても正倍数性胚が得られず、
PGT-Aは、

③流産を防ぐための追加検査について
先にお伝えしたように、PGT-A検査はもちろん大切ですが、
慢性子宮内膜炎が疑われる場合には、子宮内膜組織検査を行い、
また、不育症関連検査や免疫バランス検査も有用ですが、
④流産を防ぐためのライフスタイル改善
流産のリスクを減らし、妊娠を安定させるためには、
また、ビタミンB群・ビタミンD・亜鉛・葉酸・
また、体を冷やさないように注意し、
最後に、
⑤現在の治療以外でのご提案について
まず検討していただきたいのは、PGT-A検査、
妊娠の成立には、胚の力はもちろん重要ですが、
なつこさんが持つ最大限の妊娠力を引き出すために、


