みちさん(46歳)
子宮内膜炎の再検査の結果待ちですが、46歳になり、1月は生理が20日周期、2月は上旬に少しだけ赤色の出血が2日間時折少しだけありました。
1月からの生理以降はまだ生理になりません。生理がこないことにより、胚移植は出来なくなるのでしょうか?
今後の治療は出来なくなりますか?
また、原因は何でしょうか?更年期だから諦めるしか無いのでしょうか?
ウィメンズクリニックふじみ野の林先生にお聞きしました。

【医師監修】ウィメンズクリニックふじみ野 林 直樹 先生
1983年、東京大学医学部卒業。埼玉医科大学総合医療 センター(川越市)などを経て、現職。「体外受精、顕微授精も高いクオリティで対応していますが、できる限り自然に近い不妊治療をご提供したいと考えています。 患者さんはそれぞれお悩みも違いますから、どんなこと でもまずご相談を。時にはご要望に沿えず、厳しいこと を申し上げるかもしれませんが、常に患者さんにとって ベストな治療法をご一緒に見出したいと思っています」。
1983年、東京大学医学部卒業。埼玉医科大学総合医療 センター(川越市)などを経て、現職。「体外受精、顕微授精も高いクオリティで対応していますが、できる限り自然に近い不妊治療をご提供したいと考えています。 患者さんはそれぞれお悩みも違いますから、どんなこと でもまずご相談を。時にはご要望に沿えず、厳しいこと を申し上げるかもしれませんが、常に患者さんにとって ベストな治療法をご一緒に見出したいと思っています」。
※お寄せいただいた質問への回答は、医師のご厚意によりお返事いただいているものです。また、質問者から寄せられた限りある情報の中でご回答いただいている為、実際のケースを完全に把握できておりません。従って、正確な回答が必要な場合は、実際の問診等が必要となることをご理解ください。
46歳の方で、顕微授精治療に取り組まれておられるのですね。 月経が遅れているのは、断定はできませんが、 体調不良ということでなければ、 年齢的な卵巣機能の低下による可能性は否定できないと思います。 凍結胚移植については月経不順な状況でも更年期年齢でも極端な場 合閉経後でも可能です。
しかし自然周期や排卵誘発周期ではなくホルモン調節周期でおこな うのがよいでしょう。 ホルモン調節周期では血液ホルモン測定や子宮内膜の厚みなど状態 が問題なければ、 背景に月経周期異常があっても関係ないと考えてよいです。 ただし正直なところこの年齢での成功はやや難しいです。 内膜炎の治療も大切ですが、 卵子の質が妊娠に向けての最大の課題と考えます。
良い卵子が少しでも数多く採取されることを祈ります。