【Q&A】ルナベルのメリットについて~高橋敬一先生【医師監修】

くろさん(34歳)

3月末より転院にてタイミング法を実施しています。
3.22 hcg注射5000単位施行22日と23日にタイミングをとりました。
4.1 エコーにて排卵を確認し、その日より月経周期を整えるためルナベルを6日間処方され内服中です。
ピル内服中、基礎体温は高温期を維持するのでしょうか?
ピルをこのタイミングで内服するメリットはなんでしょうか?

高橋敬一先生にお伺いしました。

【医師監修】高橋ウイメンズクリニック 高橋 敬一 先生
金沢大学医学部卒業。国立病院医療センター(現・国立国際医療研究センター)、虎の門病院を経て米国ワシントン大学に留学。1996年虎の門病院に復帰した後、1999年千葉市に不妊治療専門『高橋ウイメンズクリニック』を開院。2014年ベストドクター認定(ベストドクターズ社)。2022年10月に開院から累計で妊娠2万例を達成する。
※お寄せいただいた質問への回答は、医師のご厚意によりお返事いただいているものです。また、質問者から寄せられた限りある情報の中でご回答いただいている為、実際のケースを完全に把握できておりません。従って、正確な回答が必要な場合は、実際の問診等が必要となることをご理解ください
2回の採卵でよい結果が出ずにお悩みのことと思います。ルナベルは、卵胞ホルモンと黄体ホルモンの合剤で、ピルになります。生理開始から継続して使用すると避妊効果があります。しかし、排卵後に使用すると、高温期を維持し、妊娠しやすくなる効果が期待されます。

今回の使用方法は、排卵を確認してから開始されており、高温期を維持する目的で使用しているようです。黄体ホルモン補充として使用しているようですね。使う意図は明確で、おかしな使用方法ではありませんよ。ご安心ください。

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