するりなさん(40歳)
今通院してるクリニックで、「卵巣機能が弱いから、DHEAサプリとメラトニンサプリを購入した方が良い」ということでしたので、他のクリニック処方のもとDHEA25mg1日2カプセル、メラトニン3mg1カプセルを飲んでいます。 もうすぐ一年くらい経つのですが、サプリについてネットで調べると「長期連用を避けた方がよい」と書いてあり、長期連用はどのくらいの期間なのか気になりました。
どのくらいの期間をさしてるのか知りたいです。
ちなみに病院で、DHEAの数値の検査が見当たりません。
津田沼IVFクリニックの吉川守先生に伺いました。
吉川 守 先生(津田沼IVFクリニック)
1991年山梨医科大学(現・山梨大学)卒業。亀田総合病院、船橋二和病院、セントマーガレット病院、山王病院などを経て、2010年11月I津田沼IVFクリニックを開設。
1991年山梨医科大学(現・山梨大学)卒業。亀田総合病院、船橋二和病院、セントマーガレット病院、山王病院などを経て、2010年11月I津田沼IVFクリニックを開設。
※お寄せいただいた質問への回答は、医師のご厚意によりお返事いただいているものです。また、質問者から寄せられた限りある情報の中でご回答いただいている為、実際のケースを完全に把握できておりません。従って、正確な回答が必要な場合は、実際の問診等が必要となることをご理解ください。
・卵巣機能が低下している場合、 先生のクリニックではサプリメントの服用を提案されることはありますか? また、ある場合はどのようなサプリメントを提案されますか?
→津田沼IVFクリニックでは、高年齢や卵巣機能低下の場合に、DHEA、テストステロンクリーム、イノシトール、 コエンザイムQ10などを提案しています。
・サプリメントの長期連用とは、
→DHEA、イノシトール、 コエンザイムQ10などのサプリメントには、長期連用を否定するような期間はないと思います。
・サプリメントを長期連用することで、 どのような影響があると考えられますか?
→ DHEAサプリメントの長期連用による悪影響を示した科学的根拠 はないと思います。津田沼IVFクリニックでは、DHEA-Sの定期的検査を行い、過剰とならないように服用量を調整しています。DHEA-Sの基準値は200μg/dL以上です。