吉田先生に、お話を聞いてみました。

レディース&A R Tクリニック サンタクルス ザ ニシキタ 吉田昌弘 先生 京都大学医学部附属病院、大阪赤十字病院、大阪府済生会茨木病院、大阪府済生会野江病院、関西電力病院 産婦人科を歴任。その後、「不妊治療から出産、子育てまで」をコンセプトに、「レディース&マタニティクリニック サンタクルス シュクガワ」など兵庫・大阪に4施設を展開。「お子さんの誕生は当たり前ではなく、まさに‘奇跡’です。出産までに人によってはさまざまな道のりがありますが、そのなかでもお一人でも多くのカップルの奇跡に寄り添いたいと思っています」
※お寄せいただいた質問への回答は、医師のご厚意によりお返事いただいているものです。また、質問者から寄せられた限りある情報の中でご回答いただいている為、実際のケースを完全に把握できておりません。従って、正確な回答が必要な場合は、実際の問診等が必要となることをご理解ください。

ぼっちーさん(34歳)

2020年3月から不妊治療クリニックに通い始めました。
4回採卵するも受精卵が育たず、一度も成功することなく2021年5月に違う不妊治療病院へ転院をしました。
そこでも1年近くタイミング法や人工受精をしましたが、結果が出ずに今年3月に体外受精。結局、前回の病院と同じ結果に終わりました。
私達夫婦には理由があり、2019年に主人が甲状腺癌になり甲状腺、副甲状腺全摘出をしました。
そして放射線治療を受けたため、精子が減ってしまい乏精子症になってしまいました。
落ち着いた1年後に妊活を始めた䛾ですが、精液検査で引っかかり体外受精スタートとなりました。
しかし、年々精液所見は改善をしてきており、現在はタイミング法でも十分大丈夫なほどまでデータが改善しております。
特に運動率、奇形率なども問題なく現在はステップダウンをしてタイミング法を試しています。
私は不妊検査は一通り全て行いましたが特に問題は見つかりませんでした。
現在かかっている先生は、いつも生理10日目辺りにエコーで卵胞チェックをしてタイミングの指導をしてくださるのですが、最近、排卵の期間が遅くなってきており、前までは13日~14日で排卵していた䛾の最近は20日ほどかかるようになりました。
そのことを相談し、排卵誘発剤の薬の事を相談すると、その先生は薬やサプリなどを使うのがすごく嫌いでこだわりがあるらしく一向に拒まれます。
今飲んでたほうがいいサプリなどを聞いても「サプリなんかいらない」と言われてしまいます。
そこで、最近違う不妊治療クリニックにセカンドオピニオンで話を聞きにだけ行きました。
そちらの病院は「必要と判断したら、薬やサプリを併用しながらタイミング指導もします」とのことでした。
確かに、誘発剤の副作用もあり内膜が薄くなったり、頸管粘液減少などある䛾で、使用しないほうが良いのかもしれません。
ただ、一度も妊娠もできず、ただただ日にちが過ぎるだけがもどかしくてたまりません。
まだ一度も試していない誘発剤を併用したタイミング法など、違う方法や可能性があるなら、できることは後悔なく治療を受けたい気持ちがあります。
現在の病院にとどまるか、新しい病院に転院したほうがよいのか、意思が決まらず悩んでいます。
何か参考になるアドバイスがあれば教えていただきたいです。

不妊の原因が不明の方は多いです。検査でも異常がない、でも妊娠しない。こういったパターンが正直一番難渋します。
年齢も若く、AMH も悪くないので、原因を明確に申し上げられませんが、卵管采のピックアップ障害等の検査では出てこない異常、やはり精子のダメージ(検査にはでてこないような)等が考えられます。
サプリは、確かに効果が不確定です。費用対効果の問題もあります。
あまりに過剰に服用される必要はないでしょうが、費用の許す範囲で服用されてもマイナスにはならないでしょう。ただ、期待しすぎるのはよくないです。
最初の治療から大分時間が経っています。また体調も変化しているでしょう。
最初に述べたように、原因はやはりわからなくとも、一番確率の高い治療、現代医療では体外受精、顕微授精に再チャレンジするのがいいでしょう。

AMHとこの年齢なら、たいてい採卵数は多くとれるでしょう。
アグレッシブなチャレンジをお勧めします。
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不妊治療に関するドクターの見解を取材してきました。