【Q&A】完全中隔子宮~田中先生

中隔子宮は子宮奇形の一種です。

でもなかなか情報が少ないようでお困りの様子。

手術について、術後に妊娠は可能なのか?

田中先生に聞いてきました

セントマザー産婦人科医院田中 温 先生 順天堂大学医学部卒業。膨大な数の研究と実験は毎日深夜にまで及び、1985 年、ついに日本初のギフト法による男児が誕生。1990 年、セントマザー産婦人科医院を開院。現在も研究と実験に精力的に取り組んでいる。日本受精着床学会副理事長。順天堂大学医学部客員教授

みのりのあきさん(27歳)

元々、子宮内膜症で半年間注射をしてその後も3年間ほどジエノゲストを服用しておりました。
内膜症の方は完全ではないですが改善しました。
内膜症が分かった時から中隔子宮を指摘されていました。
婦人科から不妊科を紹介され妊活を始めましたが、子宮鏡検査で完全中隔子宮と判断されました。
手術をどのタイミングでした方がいいのか、手術をしてメリットの方が大きいのか、手術をして妊娠できるのかと悩んでいます。
中隔子宮や中隔子宮の手術については情報が少ないので困っています。

 

完全中隔子宮があるのであれば、通常の経腟超音波で診断はそれほど困難ではありません。

漫然と3年間投薬行うのはあまり適切な治療法とは思えません。内膜症の最終的な診断には腹腔鏡検査が必要です。自然妊娠をご希望ならば腹腔鏡検査をされて卵管周囲の癒着を確認されることをお勧めいたします。

中隔子宮に対しては賛否両論あると思います。原則的に不妊治療の対象とはなりません。ただし、反復流産の原因にはなりえます。流産を繰り返すようなら手術は必要だと思いますが、あなたの妊娠は化学流産ですので、不育症には入らないと思います。体外受精をまずされることをお勧めいたします。

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不妊治療に関するドクターの見解を取材してきました。