「with 新型コロナウイルス」の時代。私たち自身が、心がけるべき予防法

「休めない」からこそ、日ごろのメンテナンスが大事。新型コロナウイルスにも負けない健康な体を維持する秘訣を、フィーカレディースクリニックの院長の佐野麻利子先生と、管理栄養士の篠原絵里佳さんに伺いました。

多くの女性が働く東京・日本橋のオフィス街の中心に開院するフィーカレディースクリニック(佐藤病院グループ)は、仕事のちょっとした合間にも気軽に立ち寄れる、まるで〝保健室〟のようなクリニック。月経不順や月経痛などの不調をはじめ、近い将来に妊娠・出産を希望される女性の健康づくりにも意欲的に取り組んでいます。「休めない」からこそ、日ごろのメンテナンスが大事。新型コロナウイルスにも負けない健康な体を維持する秘訣を、院長の佐野麻利子先生と、管理栄養士の篠原絵里佳さんに伺いました。

佐野 麻利子 先生(フィーカレディースクリニック) 帝京⼤学医学部卒業後、順天堂⼤学医学部附属順天堂医院産婦⼈科医局に⼊局。2001年より賛育会病院に勤務し、2006年に医学博⼠を取得。その後、⾼崎ARTクリニック、産科婦⼈科舘出張佐藤病院を経て、2018年医療法人舘出張佐藤会 フィーカレディースクリニック院長に就任。

些細な不調も気軽に相談。体づくりをサポート!

佐野先生●当クリニックは仕事でも活躍され、妊娠・出産・育児も担う女性たちが抱えている健康上の問題や不安を少しでも軽減したい、との思いで開院しました。検査では「異常なし」とされても、月経痛、PMS、冷え性や肩こりなど不快な症状が続くケースは少なくなく、そんな女性たちのQOL(生活の質)を向上させ、毎日を元気に、気持ちよく過ごしていただけるようお手伝いしています。若いうちから自身の健康管理をし、望んだときに妊娠できる体づくり「プレコンセプションケア」にも力を入れています。栄養を中心とした体づくりは不妊治療中の方にもおすすめです。女性医師が対応しますので、些細なことでもお気軽にご相談ください。

篠原さん●今回の新型コロナウイルス禍で、自粛せざるを得ず、日ごろは外食で済ませていた方でも、自炊をされるケースが増えました。

これを機にダイエットの相談も増えましたが、糖質オフや野菜だけを食べるなどの極端な方法はおすすめできません。1日3食をバランス良く食べるなかで、不足しやすい栄養素を意識してとり入れることで代謝も上がり、太りにくくなります。免疫力も高まり、妊活にも大切な食べ方でもあるのです。

自炊の工夫で免疫力アップ

篠原さん●免疫力を高めるのに欠かせないのは魚や肉、卵、大豆製品、乳製品などに多く含まれるたんぱく質です。例えば、素麺といった簡単な食事でも、茹でた薄切りの豚肉や鯖缶、納豆、温泉卵を加えるなどで、上手にたんぱく質を摂る工夫を。これらの食品には不足しやすいビタミンやミネラルも含まれています。また、現代女性はビタミンDの不足が目立っています。免疫を調整する働きがありますし、妊活にも欠かせません。摂りにくい栄養素がある場合はサプリメントを活用するとよいでしょう。栄養素は不足しないことが、大切なのです。

佐野先生●私たちの体は食べたもので作られています。この時期、免疫力を高めるためにも、しっかり食べることを意識してみてはいかがでしょうか。食が整ってくると、便秘や下痢なども改善され、お肌や髪質もよくなります。

篠原さん●「便秘は病気じゃないでしょ?」と軽視しがちですが、腸内に問題がある証拠。発酵食品、オリゴ糖や食物繊維を摂取するなどして、腸内環境を良好に保つことも心がけましょう。

佐野先生●当院では、今の栄養状態を調べる「栄養解析」やオンラインでの栄養相談も行っています。

 

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不妊治療に関するドクターの見解を取材してきました。