説明会に出かけよう !

IVF のこと、よく知りたいなら 二人で説明会に出かけよう !

体外受精をはじめ、不妊治療を受けるうえで大切なのは、夫婦で治療について正しい知識 を共有すること。

そのためにおすすめなのが施設が開催している説明会への参加です。

実 際に、東京・恵比寿にあるファティリティクリニック東京のセミナー「IVF学級」に参 加して、どんなことをするのか、その内容を取材してきました。

 

小田原 靖 先生 東京慈恵会医科大学卒業、同大学院修了。1987年、オーストラリア・ ロイヤルウイメンズホスピタルに留学し、チーム医療などを学ぶ。東京 慈恵会医科大学産婦人科助手、スズキ病院科長を経て、1996年 恵比寿に開院。AB型・みずがめ座。治療以外でも患者さんのフォロー 体制がしっかり整っている同クリニック。毎月開催されるセミナーのほか、 それでも疑問が残る場合は、専門のカウンセラーによる治療や遺伝、 心の悩み相談も随時受け付けています。

土曜日の午後開催なので 男性も参加しやすい!

ファティリティクリニック東京では、月に2回、院内6階で「IVF学級」というセミナーを無料で開催しています。

まだ同クリニックに通院しておらず、「これから不妊治療を始めようかな」と考え中の人でも、電話で予約をすれば誰でも参加することができます。

土曜日の午後からなので、平日は仕事で来られない方も参加やすく、ご夫婦でいらっしゃるケースも多いようです。

今回取材させていただいたのは昨年 12 月19 日に開催されたセミナー。

ほとんどがカップルでいらしていて、約 20 組ほどが参加。会場の中央には大きなスクリーンが設置され、映像を見ながら説明を聞いていきます。

セミナーは、胚培養士 30 分、小田原院長 60 分、看護師長 30 分。

各専門分野3名による3部構成の講義になっているので、約2時間という長丁場でも聞きやすく、非常に細やかな内容だと参加者から好評を得ています。

体外受精の流れから 薬のリスクまで 詳しく説明

まず初めは胚培養士からの説明で、内容は体外受精の流れについて。

自然妊娠のしくみから図解でわかりやすく講義するので、妊娠について知識のない男性参加者も話に入っていきやすかったようです。

顕微授精アシストハッチングなど、少し専門的な部分は動画などを使って詳しく説明。

最後は同クリニックの培養室も紹介し、大切な卵を預けることになるかもしれない施設の最新設備や安全性へのこだわりも知ることができました。

体外受精の基本的な知識を学んだ後は、小田原院長から、高度生殖医療の適応やリスクについてのお話が。

卵子を何個採るのが最良なのか、そのためにどんな薬を使うのか、移植新鮮胚がいいのか、凍結胚がいいのかなど、海外の最新データや治療におけるリスクなどを交えながら、同クリニックの見解や臨床での結果を報告。

患者さんのもっとも知りたい情報が詰まった内容でした。

看護師からは 自分でできる 妊活生活のヒントも

最後の 30 分は看護師長から、妊娠に向けた体づくりについての講義。

気になる不妊治療にかかる費用について具体的な説明があった後は、血流を良くする方法や食事、サプリメントなど、日常生活でできる妊活ヒントのほか、男性側の注意点などをユーモアのある語り口で紹介。

男性看護師だったので、ご主人たちも抵抗なく受け入れられたようです。

終了後はセミナーの内容に関係なく、小田原先生に相談できる個別質問コーナーも。

これから治療を始める人だけでなく、治療中の人にとっても充実した内容のセミナーでした。

IVFとは?

体外受精-胚移植法(IVF-ET)という治療 法で、卵子を体外に採り出し、体外で精子と受精 させて受精卵を子宮内に戻す方法です。

特殊な治 療のように聞こえますが、体外受精での出産率は 2000年を超えたあたりから徐々に高まってきて、 2013年時点で国内では4万人を突破。

25人に1 人程度の割合で、体外受精による赤ちゃんが誕生 しています。

体外受精は本来、卵管が閉塞している人に対す る治療法でしたが、現在では治療の対象が拡大し、 精子所見が悪い場合や人工授精などの一般不妊治 療を試みても妊娠しない場合など、その原因にか かわらず、体外受精や顕微授精などの高度生殖医 療が用いられるようになってきています。

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不妊治療に関するドクターの見解を取材してきました。