はなさん(25歳)
無精子症と診断され、「精子が1匹も確認できない」と言われました。閉塞性無精子症か非閉塞性無精子症かホルモン検査結果待ちです。
閉塞性無精子症の場合は手術でも高確率で精子採取できると言われてますが、非閉塞性無精子の場合は厳しいことを承知しています。閉塞性無精子だった場合は近隣の病院で手術を考えていますが、非閉塞性無精子だった場合は遠くても選択肢がたくさんある病院がいいと思っています。
夫婦20代であり、どうしても授かりたいと思っています。手術は1回きりのチャンスであるので、全国どこの病院でも通院する覚悟はできています。どのような情報をもとに男性不妊の有名な病院を見つければよいでしょうか?
無精子症と診断され、「精子が1匹も確認できない」と言われました。閉塞性無精子症か非閉塞性無精子症かホルモン検査結果待ちです。
閉塞性無精子症の場合は手術でも高確率で精子採取できると言われてますが、非閉塞性無精子の場合は厳しいことを承知しています。閉塞性無精子だった場合は近隣の病院で手術を考えていますが、非閉塞性無精子だった場合は遠くても選択肢がたくさんある病院がいいと思っています。
夫婦20代であり、どうしても授かりたいと思っています。手術は1回きりのチャンスであるので、全国どこの病院でも通院する覚悟はできています。どのような情報をもとに男性不妊の有名な病院を見つければよいでしょうか?
田中先生に、お話を聞いてきました。

セントマザー産婦人科医院 田中 温 先生 順天堂大学医学部卒業。膨大な数の研究と実験は毎日深夜にまで及び、1985年、ついに日本初のギフト法による男児が誕生。1990年、セントマザー産婦人科医院を開院。現在も研究と実験に精力的に取り組んでいる。日本受精着床学会副理事長。順天堂大学医学部客員教授。
※お寄せいただいた質問への回答は、医師のご厚意によりお返事いただいているものです。また、質問者から寄せられた限りある情報の中でご回答いただいている為、実際のケースを完全に把握できておりません。従って、正確な回答が必要な場合は、実際の問診等が必要となることをご理解ください。
無精子は、ご存知のように閉塞性と非閉塞性の2通りがあり、閉塞性の場合には、ほぼ100%精子は、精巣上体から回収できますがこの技術は、セントマザーにしかありません。泌尿器科では必ず睾丸を切ってしまいますので当院で手術を受けるようにおすすめします。
また、非閉塞性の場合でも、泌尿器科では採れた場合の精子を凍結する技術がなく、また精子がいない場合には、精子細胞を用いて子どもを作るROSIという技術がありません。いずれにしても、当院でされる方がいいのではないでしょうか。
おっしゃる通り、この手術は1回きりです。何度もするものではありません。
また、FSH、染色体もしていれば、染色体検査、AZF遺伝子の検査結果も来院時にご持参されてください。