まるさん(42歳)
2回目の採卵でようやく1個採卵できたのですが、3回目でまた採卵が上手くいくか不安です。
また高齢でAMHも非常に低い為妊娠できるのかがとても不安です。
ふたりで保険適用がきく43歳の誕生日を期限にしていますが、内心では体外受精まで行き着けるかどうかも不安です。
また高齢でAMHも非常に低い為妊娠できるのかがとても不安です。
ふたりで保険適用がきく43歳の誕生日を期限にしていますが、内心では体外受精まで行き着けるかどうかも不安です。
岡村先生に教えていただきました。
【医師監修】岡村佳則 先生(ソフィアレディースクリニック水道町)1993年、熊本大学医学部卒業。熊本赤十字病院勤務、 米国留学、熊本大学医学部附属病院、熊本総合病院勤務等を経て、 2022 年5 月ソフィアレディースクリニック水道町の理事長・院長に就任。 モットーは「二人の気持ちに寄り添い、 そのための心と体に優しい医療の提供を行う」。
※お寄せいただいた質問への回答は、医師のご厚意によりお返事いただいているものです。また、質問者から寄せられた限りある情報の中でご回答いただいている為、実際のケースを完全に把握できておりません。従って、正確な回答が必要な場合は、実際の問診等が必要となることをご理解ください。
まるさんのAMH値が低いことについて、今後の採卵にどのような影響を及ぼす可能性があるのか、先生の見解をお聞かせください。
AMHが低いため、調節卵巣刺激で育つ卵の個数はほぼ1個と思われます。低刺激法で丹念に、移植できる胚が得られるまで採卵を行っていく必要があると思われます。
現在進行中の治療法を考慮に入れて、次回の採卵が成功する可能性はどの程度あると思われますか?
2回目で1個採卵できた様ですので、同様の方法で次の採卵を予定されるとよいと思います。但し刺激に卵巣が反応しない周期も存在する可能性もあります。
まるさんが設定した43歳までの期限について、その期間内に体外受精(移植のことと思います)まで進める可能性はどれくらいあると考えられますか?
胚盤胞に到達してくれるかどうかによると思われます。
現在の治療プランに対して、先生でしたらどのような改善案や新たな治療オプションを提案されますか?
保険適用には年齢制限があるので、可能な限り早く採卵して胚凍結を目指す必要があると思います。
40代の不妊治療について、アドバイスをお願いします。
あらかじめ、何歳まで不妊治療を行うかを決めておくことが大切だと思います。