ぴよさん(36歳)
タイミング法を1 年続けましたが結果が出ず、体外受精に移行。胚盤胞を3回移植しましたがうまくいきません。原因は胚側と子宮側のどちらにあるのでしょうか?
おおのたウィメンズクリニック埼玉大宮 大野田先生
東京慈恵会医科大学 医学部医学科 卒業、東京慈恵会医科大学附属 柏病院、東京慈恵会医科大学附属病院、国立成育医療研究センター 周産期・母性診療センター、茅ケ崎市立病院 産婦人科、東京慈恵会医科大学附属 第三病院、獨協医科大学埼玉医療センター リプロダクションセンター、 産婦人科、遺伝カウンセリングセンター、みなとみらい夢クリニック、2022年4月おおのたウィメンズクリニック埼玉大宮を開院。
※この動画は2024年に撮影されたものであり、先生のご意見はその当時のご意見となります。
大野田先生●胚盤胞移植が成功しない原因としては、胚側(受精卵側)と子宮側の両方が考えられますが、一般的には受精卵側の問題が大きいとされています。胚盤胞まで発育しても、その後の成長が止まることは多くあります。これには染色体異常や受精卵の質の問題が関係している場合があります。
一方、子宮側の問題としては、着床自体が難しいことが多いです。ぴよさんの場合は、これまでに生化学的妊娠の兆候が2回あることから、子宮側の問題より胚側の問題をまず考えるのがよいでしょう。
動 画 で 解 説
「治療を長期化させずに妊娠する方法は?」
「保険適用内で行える治療や検査」