死産後の着床不全の原因は?

相談者 :S.Wさん(39歳)
死産後に受精卵がなかなか着床しません。どのような原因が考えられますか?また、次回の移植に向けて対策はありますか?
【医師監修】福田ウイメンズクリニック 福田 雄介 先生
東邦大学医学部卒業、東邦大学医学部大学院修了。医学博士(東邦大学 平成22年)。米国ペンシルベニア大学生物学教室留学、東邦大学医学部産婦人科学教室講師などを経て福田ウイメンズクリニック副院長に就任。日本産科婦人科学会認定産婦人科専門医・指導医。日本生殖医学会認定生殖医療専門医。日本人類遺伝学会臨床遺伝専門医。

福田先生●死産後に受精卵が着床しない原因として、まず年齢による影響が考えられます。年齢が上がると正常な受精卵の割合が減少し、着床しにくくなることが多いです。また、子宮内の環境やホルモ ンのバランス、慢性的な子宮内膜炎なども影響する可能性があります。対策としては、子宮内フローラ 検査や子宮鏡検査を行うことで、子宮内の環境を確認し、改善する方法を検討することが重要です。これらの検査で問題が見つかれば、適切な治療を行うことで着床率を上げることが期待できます。

動画で解説!
「次回移植の最適な方法は?」
「受けるべき追加検査は?」

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