ノゾミさん(35歳)
重度子宮腺筋症で死産を2回しており、今回は半年レルミナ内服後の移植で稽留流産でした。
またレルミナ内服しようと思っていますが、レルミナ内服後に治療を再開する場合、ホルモン補充の移植の方がよいのでしょうか?
自然周期でも大丈夫ですか?
また、1回生理をおこさせたほうが良いのでしょうか?
回答お願い致します.
政井先生にお聞きしました。
【医師監修】佐久平エンゼルクリニック 政井 哲兵 先生
鹿児島大学医学部卒業。東京都立府中病院、日本赤十字医 療センター、佐久市立国保浅間総合病院、高崎ARTクリニック 勤務を経て、2014年に佐久平エンゼルクリニックを開院。
鹿児島大学医学部卒業。東京都立府中病院、日本赤十字医 療センター、佐久市立国保浅間総合病院、高崎ARTクリニック 勤務を経て、2014年に佐久平エンゼルクリニックを開院。
※お寄せいただいた質問への回答は、医師のご厚意によりお返事いただいているものです。また、質問者から寄せられた限りある情報の中でご回答いただいている為、実際のケースを完全に把握できておりません。従って、正確な回答が必要な場合は、実際の問診等が必要となることをご理解ください。
腺筋症と流産、死産については関係があるという意見もありますが 、児の染色体異常の有無がはっきりしていないため、相談者様のケ ースでは必ずしも断定的な言い方は難しいとも思います。
レルミナを服用すると、排卵、エストロゲン分泌が抑制されること から、移植周期を再開する場合はホルモン補充になることの方が多 いと思います。(移植再開の時点で排卵周期が回復していれば、 自然周期でも移植も可能ですが、移植方法については担当医ごとに 見解が分かれるところであると思いますので、主治医の先生とよく ご相談いただくのがよいかと思います)
流産、死産を繰り返すケースについては、次回の採卵の際にPGT A検査の適応にもなるかと思われますため、その点についても主治 医の先生とよく方針をご確認いただいてもよいかと思われます。