秋吉さん(37歳)
ホルモン補充周期で凍結胚盤胞を移植。移植まではルトラール ®とルナティス ®を使用。流通の関係で移植後はルナティス ®からルテウム ®に変更したところ出血するように。
久保みずきレディースクリニック 石原 尚徳 先生
高知大学医学部卒業後、神戸大学医学部大学院修了。医学博士。兵庫県立成人病センター、兵庫県立こども病院の勤務を経て、2008 年より久保みずきレディースクリニック菅原記念診療所勤務。不妊治療から周産期・小児医療まで、地域に根ざした総合的なサポート体制が整う同クリニックで、不妊治療/婦人科、産科を担当する。
高知大学医学部卒業後、神戸大学医学部大学院修了。医学博士。兵庫県立成人病センター、兵庫県立こども病院の勤務を経て、2008 年より久保みずきレディースクリニック菅原記念診療所勤務。不妊治療から周産期・小児医療まで、地域に根ざした総合的なサポート体制が整う同クリニックで、不妊治療/婦人科、産科を担当する。
石原先生●黄体ホルモン剤を使うことで出血することはよくあります。時期的なものとしては妊娠の判定後に継続して使用した場合に起こりやすいですが、妊娠判定前に出血が起こることは頻度としては多くありません。今回は坐剤であるルテウム®を使用されて出血が多くなったということですが、ルテウム®は1 日2回の使用でOK なため、働いている女性にとっては使いやすい薬なのではないかと思います。ただ、ほかの薬よりも大きめで先端が少し硬くとがっているため、子宮の出口の部分にあたると出血が多くなることがあります。今回の秋吉さんの場合もたまたま当たってしまったのが原因ではないかと考えられます。
<動画で解説!!>
「出血があっても妊娠している可能性は?」
「判定日が14 日後と遅い理由は?」
「出血があっても妊娠している可能性は?」
「判定日が14 日後と遅い理由は?」