不妊治療中の夫婦生活はどうしたらいいのでしょう?
治療では、是非結果を出したい。
何か、治療の妨げになることは有るのでしょうか?
福田先生に回答いただきました。
福田ウイメンズクリニック 福田 勝 先生 順天堂大学医学部・同大学院修了。米国カリフォルニア大学産婦人科学教室留学後、順天堂大学医学部産婦人科学教室講師を経て、1993 年福田ウイメンズクリニック開院。2018 年10 月に、より最寄り駅に近く、広々とした場所にクリニックを移転しました。
※お寄せいただいた質問への回答は、医師のご厚意によりお返事いただいているものです。また、質問者から寄せられた限りある情報の中でご回答いただいている為、実際のケースを完全に把握できておりません。従って、正確な回答が必要な場合は、実際の問診等が必要となることをご理解ください。
こちらはホルモン補充周期の移植になります。
通常、排卵周期がある方のホルモン補充の場合は、前の周期の高温相くらいから点鼻薬を打って自分のホルモンを抑え ていきます。
ホルモンを抑えていって月経が来たらエストロゲンを投与、 その途中で黄体ホルモンを投与の順番で進めます。
ですので、この治療周期は排卵はせず、 妊娠のチャンスにはなりません。
ですから、 僕としてはコミュニケーションとして夫婦生活を取られることは問 題ないと考えてます。
ただし、その前の周期つまり点鼻薬を打つ前の周期( 治療をはじめる前の周期)は、避妊をするかもしくは夫婦生活を避けた方がいいと思います。
その理由としては、薬を使い始めるからです。