不妊治療中には、初めて聞く名前の薬に出会うことも多いです。
すこし、心配な時もありますね…
生田克夫先生にお話を伺いました。
いくたウィメンズクリニック 生田 克夫 先生 名古屋市立大学医学部卒業。名古屋市立大学産科婦人科学教室助教授、名古屋市立大学看護学部教授などの経歴を重ねたが、不妊に悩む名古屋の方たちの役に立ちたいという思いで、教育者の立場を辞して独立。地元・名古屋の中心部、栄に開院し、1986 年から体外受精の現場を歩いてきた経験と穏やかな人柄で、数多くの患者さんを妊娠に導く。
※お寄せいただいた質問への回答は、医師のご厚意によりお返事いただいているものです。また、質問者から寄せられた限りある情報の中でご回答いただいている為、実際のケースを完全に把握できておりません。従って、正確な回答が必要な場合は、実際の問診等が必要となることをご理解ください。
ふぐさん(30歳)
現在1年(不妊治療専門は半年)ほど病院に通いタイミング法を行っております。
その前に半年ほど自己流でタイミングを取っていました。
5ヶ月前に子宮鏡検査にて軽い子宮内膜炎のような状態が見られたため、その周期はビブラマイシンと排卵後3〜5日後よりジエノゲ ストを服薬する方法を取っています。
その周期以降は指示どおりにタイミングを取ってジエノゲストを排卵後に服薬する、という方法を繰り返している状態ですが、妊娠に 至っておりません。
ネットでジエノゲストの製薬会社の薬の情報を見ていると通常このような治療は想定されていないようで、禁忌情報もあり、本当にこ の治療を行って妊娠出来るのかと不安になります。
タイミングそのものに関しても自己流の時から排卵前後には最低でも3日、多くて6日ほど取っているので完全にタイミングが外れてい るとも思えません。受精か着床に何か課題があるような気がします。
夫が喫煙者であるため、数値は良いもののその部分も気になっています。
そのような服用はあり得ません。ジェノゲストは保険薬です。
おやめになった方が良いと思います。