2回の流産後の治療はどう進めるべき?

A.Kさん(25歳)

半年で2 回流産しました。原因は何でしょうか? また、今後の治療はどう進めればいいで しょうか?2 回の流産を経験したことで、妊娠することに不安を感じてしまいます。

北浜  裕嗣 先生
1992年愛知医科大学大学院修了。蒲郡市民病院勤務の後、アメリカに留学。 Diamond Institute for Infertility and Menopauseにて体外受精、顕微授精 等、最先端の生殖医療技術を学ぶ。帰国後、IVF大阪クリニック勤務、IVFなんば  クリニック副院長を経て、2010 年レディースクリニック北浜を開院。医学博士、 日本産科婦人科学会専門医、日本生殖医学会生殖医療専門医。

※この動画は24年に撮影されたものであり、先生のご意見はその当時のご意見となります。

奥先生● 25 歳の年齢の方が流産する原因の約 50%が染色体異常です。2回連続で染色体異常が続いた可能性がありますが、2回以上流産を繰り返す場合は不育症と診断して、ご夫婦の染色体検査を含む、不育症の原因を特定する検査を受けられることをおすすめします。

また流産は、精神的なストレスや不安が、そのリスクにつながっている可能性も否定できません。ですから日常生活でリラックスできる環境を保つことも重要です。

動 画 で 解 説

「流産にライフスタイルは影響しますか?」

「負担を軽減しながら治療を進める方法」

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