【Q&A】レスベラトロールの黄体期摂取~小林先生

まきこさん (42歳)  
PQQ20mg+レスベラトロール(赤ワインエキス末)20mg(menicon)を1か月ほど服用しています。
採卵後から移植後も、知らずに飲み続けてしまいました。着床は難しいでしょうか。

小林先生に聞いてみました

神奈川レディースクリニック 小林 淳一 先生
慶應義塾大学医学部卒業。1984 年より習慣流産の研究と診療に携わり、1989 年より済生会神奈川県病院においてIVFを不妊症・不育症の診療に導入。その後、新横浜母と子の病院の不妊・不育・IVFセンター長に就任。2003 年、神奈川レディースクリニックを開院する。患者さまの個々のペースに合わせた無理のない医療を目指す。
※お寄せいただいた質問への回答は、医師のご厚意によりお返事いただいているものです。また、質問者から寄せられた限りある情報の中でご回答いただいている為、実際のケースを完全に把握できておりません。従って、正確な回答が必要な場合は、実際の問診等が必要となることをご理解ください。
PQQ(ピロノキノリンキノン)はビタミンに似た働きのある物質で、ヒトの体内においてエネルギーを作り出す細胞内に存在し、活性酸素を抑制する効果があります。
卵子の質が落ちる原因の一つに活性酸素の増加があります。
加齢により抗酸化物質が産生しにくくなり、活性酸素により卵胞の成熟がとまり閉鎖してしまいます。
PQQは高い抗酸化力により酸化ストレスから卵胞を守り成熟させます。

レスベラトロールも抗酸化作用があり、ミトコンドリアの合成を促進し、老化を抑制する効果があります。

体外受精では、胚盤胞への到達率を高める目的で採卵の1か月前より用います。
採卵数も増加するようです。
一方、大切な子宮内膜脱落膜化を阻害する働きもあり、妊娠率低下、流産率上昇につながるとされます。
採卵前日には中止するとよいと思います。

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不妊治療に関するドクターの見解を取材してきました。