【Q&A】卵の質について~小田原先生

みみさん(42歳)

先日42歳になりました。
採卵の際、刺激方法や薬などの調整によって卵子の質が改善されると聞いたことがあります。
またサプリでも卵子の質向上をうたっているものを見かけます。
ここでいう卵の質とは、見た目のグレードが良かったり、胚盤胞になることを指すのでしょうか。
今までアンタゴニスト法やPPOCなどを行い、それなりに胚盤胞になっていて見た目のグレードも悪くないのですが、PGG-Aの結果、すべて染色体異常となってしまいます。
採卵の方法ややり方によって卵の質が改善しても、染色体異常はどうすることもできないのでしょうか。
また、年齢があがると成熟卵になる過程で染色体異常の卵が増えるという記事を目にしましたが、
採卵の仕方によっては成長段階で、染色体異常の卵の率を減らすことができるはでしょうか。
『卵の質』という言葉がどちらを意味しているのかがわかりません。
是非ご教示頂ければ幸いです。宜しくお願い致します。

ファティリティクリニック東京の小田原先生に聞きました。

ファティリティクリニック東京 小田原 靖 先生 東京慈恵会医科大学卒業、同大学院修了。1987 年、オーストラリア・ロイヤルウイメンズホスピタルに留学し、チーム医療などを学ぶ。東京慈恵会医科大学産婦人科助手、スズキ病院科長を経て、1996 年恵比寿に開院。
※お寄せいただいた質問への回答は、医師のご厚意によりお返事いただいているものです。また、質問者から寄せられた限りある情報の中でご回答いただいている為、実際のケースを完全に把握できておりません。従って、正確な回答が必要な場合は、実際の問診等が必要となることをご理解ください。
卵細胞は染色体を含む核と細胞質から成り立っています染色体構造については残念ながら改善できる治療、サプリなどは無く、卵子を多く採取して正常胚を得る確率をあげるしかないのが現状です。
ちなみに卵巣刺激により正常胚の獲得率に差は無く、刺激周期で異常胚が増えることはありませんので当院でもPPOSでの刺激が良いと思います。
卵巣動脈は解剖学的に血流不全を起こしやすいのと卵子は細胞質が大きいことから細胞質の改善として抗酸化物質や血流改善薬の服用はある程度効果があると思います。
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不妊治療に関するドクターの見解を取材してきました。